わたしのプチ夏休み報告、第二弾。
親戚に誘われて、だんな方の家族ともども、山梨県のとある「桃園」に行ってきました。
なんでも「いくら桃を食べてもタダの桃園がある」というので、それは行かねばならないでしょう!と、張り切って行ってきました。
わたしは、フルーツはちょっとだけ食べれればいい、という人なので、食べ放題の桃園に行っても、そんなにたくさん食べないだろうな〜と思っていましたが、うちの娘は違いました。
なにせ桃好き!桃ってけっこう高い果物なのに、スーパーに行くと「買って買ってぇ〜」とうるさくせがむので、ここはいっちょ、桃園で飽きるほど食べさせておこう。そうもくろみました。
案の定、「朝ご飯ぬいてでも、桃を腹一杯食べるんだ!」と気合い十分な娘。しめしめ、これで当分、桃を買ってとせがまないだろう、と内心微笑んでいました。
■ほんとにタダなの?
でも、信じられます?桃をいくら食べてもタダなんで。なんかワナがありそうな予感しますよね(笑)。そう思って、桃園に行ったことのある親戚に話を聞くと、 「いや、ほんとにいくら食べてもタダで、お金を取られたりはしないんだよ」とのこと。
ますます不思議です。
だって、 そんなんで、商売が成り立つんでしょうか…。
一応、商売をやっている家の娘としては、かなり不思議です。いったいどんなカラクリがあるのでしょうか…。
■桃は美味!ただし…
桃園に着くなり、すぐさま、ボール一杯の桃が出てきました。これを、自分で皮をむいて食べるんです。
出てきた桃の大きいこと!どうやらいろんな種類があり、固めだけどあま〜い桃、柔らかく熟した桃、すももの大きいタイプと、盛りだくさんでした。
もちろん娘は、わたしや親戚のおばちゃんに皮をむいてもらった桃を、あきれるほど片っ端から食べていました。
ですが、食べているうち、あることに気がつきました。
。。。桃の味に、バラツキがある。。。
明らかに「あたり」「はずれ」があるのです。中には、完熟が進みすぎて、ここで食べなきゃもう限界!という熟れ熟れの桃も。
そう、もうお気づきですね。
この桃園では、売り物として店頭に出せない桃を、タダで客に振る舞っていたのです。
■心理商法
日本人に限ったことではないかもしれませんが、お店に何かをタダで振る舞ってもらったら、いくらか商品を買わないと申し訳ない、という心理が働きませんか?
この桃園は、そうした心理に働きかける、上手な商売をやっていたのでした。
来たお客さんに、まずはタダで桃を食べてもらう。店頭に出せないとはいえ、桃の味は十分においしいものです。
すると「おいしいから、お土産に買っていこうかな?」という気になる。タダの桃が、お客さんの消費意欲をかきたてるんですね。
周りを見ても、タダで桃を食べて、そのまま帰ってしまうお客さんはいません。必ず桃を購入している。しかも、1個や2個ではありません。ケースごと、とか、贈答用の詰め合わせ、とか、わりと高めの商品を買っていました。
(こりゃあ、商売になるわ。)
合点がいきました。
この桃園では、桃狩りもできました。タダで食べれる桃は、あらかじめ園で用意されているものですので、自分たちでもいだものではありません。
でも園内には、たわわに桃が実っている。それを見ているうち、こう思うんです。
「木に実っている桃を食べることはできないの?」
はい。できるんです。ただし、もいだ桃を食べる場合は、有料なのです。
親戚のおばさんの好意で、うちの娘も桃狩りをさせてもらいました。高い枝切りばさみみたいな桃カッターで、ピンクの果実を摘んでいく作業は、とても面白いものだったようです。
結局、桃園で一家が使ったお金は、たぶん、余裕で1万円を超したでしょうね。
商売繁盛♪。
記事 by ともとも
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