■ゲゲゲの鬼太郎
先週、テレビをつけながら夕飯を作る私の耳に、あるニュースが。
「…ゲゲゲの鬼太郎にちなんだモニュメントが、米子駅にお目見えしました」
ほほう。水木しげるロードのある境港までを走る汽車に、鬼太郎のマンガ画がペイントされているのは知っていましたが、今度は米子駅にまで鬼太郎ワールドが広がったか。
私は、ゲゲゲの鬼太郎の大ファンというわけではありません。あのおどろおどろしい雰囲気が、少し苦手でもありました。でも、大人になったいま、改めてマンガを見てみると、また違った感想を持ちます。
鬼太郎の物語は、深い。そして含蓄がある。まさに、妖怪の世界から現代に、なにか警鐘を鳴らしているような、そんな話がいっぱいあります。
折しも、春の彼岸連休が迫っており、島根に帰る予定でもあったわたし。
「そうだ、米子へ行こう」
ふいにそう思い立ったのでした。
■ 途中下車、そして。
迎えた連休、本来なら、大阪から岡山まで新幹線を使い、そこから特急やくもで出雲まで行き、山陰本線の鈍行に乗り換えるというルートをたどるはずでした。でも私は、米子で途中下車する道を選びました。実家に着くのはちょっと遅くなりますが、たまにはこんな寄り道も乙なものです。
米子の駅に降り立ち、ホームの階段を上がろうとしたその時!
「0番線乗り場」
なぬ?ゼロ番線?なんか怪しげな感じです。ゲゲゲワールドのにおいがプンプンします。なんだか、とたんにワクワクしてきました。
階段を昇降して改札のあるホームへ。目指す0番線乗り場は、そのもっと向こうにあります。
ところで米子駅という所、あちこちにいろんなスポットをしかけているのを、ご存知ですか。
まず私がはまったのが、大山の模型。何のことはない、雪の大山にハイキング姿の人形が立っているだけですが、妙に面白いんですよ。で、どうしても確認したくなったのが、人形の顔。「どんな表情をしているんだろう…」と思って回り込んでみると、なんと人形の顔は…!気になる人は、米子駅へGO!(笑)。
少し行くと、昔の鉄道線路が柱になっている部分がありました。いまとは違った形状が珍しいのだとか。ぷ知識までも身に付いちゃいます。
■ 目指すゼロ番線
さて、さんざん違うものに目を奪われつつ、やっと0番線にやってきました。なんとちょうどいいことに、列車も止まっているではありませんか!わたしと同じようなことを考えている人は多く、その列車に乗るわけではないのに、ホームを訪れている観光客がウロウロしてました。
ライトの部分が目玉おやじの「目玉」になっている列車のペイントをながめつつ、ちょっとだけ車輛の中へ。
いやあ、驚きました。いままで、列車の外側しか見たことがなかったんですが、内部はほんとにすごい!壁から天井にいたるまで、鬼太郎の絵が全面に描かれているんです。黄色や赤の色づかいが実に鮮やかで、あれはまさに、走るゲゲゲ美術館。
日よけのスクリーンにまで、一反もめんが書かれているのを見た日には、鬼太郎ファンではない私ですら、感激のあまり涙がちょちょぎれそうになりました。まじでおもしろい!!
ひたすら感心しながら、ホームに新設された木製のオブジェに。ねずみ男が大きく掘られていました。ねずみ男って、物語中ではすごくイヤなヤツなのに、憎めないどころか、かわいい。たぶん、その心根が人間に一番近いからなんでしょうね。
■ やっぱりここでもお土産ゲット
そのほか、ホームにある鬼太郎看板などを一つひとつながめながら、0番線を堪能。すっかり満足して、その場を離れました。
そして、私と言えばお土産。お土産と言えば私。さっそくホーム内の売店へと足を向けました。
ふふ〜。見つけました。おもしろいもの。その名も
「ねずみ男汁」
「目玉おやじ汁」
一目で購入を決めました。だって、汁ですよ、汁(爆笑)。どんな味がするのが、ものすごいイマジネーションわくじゃありませんか。
二本を手にとり、駅の喫茶店に。さすがにここでは飲みませんでしたが、うれしくって写真撮影しちゃいました。
ちなみに、両方ともジュースですから、おかしな飲み物ではありません。目玉おやじ汁はゆず味、ねずみ男汁は夏みかん&はっさく味でした。
一本は実家の写真館のスタッフにあげて、一本は私が、家に帰ってだんなとゆっくり楽しみました。
味は、おいしかったですよ。普通のジュースとしても、十分美味だったと思います。ただ私の個人的な希望を言えば、もっとドロドロした味がよかったな〜。ねずみ男の腹黒さっぽく。でもそんなの作ったら、売れないか(笑)。
お彼岸前の昼下がり、途中下車を存分に楽しんだ、ともともでした^^
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<鬼太郎ワールドに関するサイト>
●水木ロードコム http://www.mizukiroad.com/
水木しげるロードのサイトです。動画使うなら、こうでなくちゃ!と思うほど、雰囲気たっぷりの素晴らしい出来映えです。
●境港市環境協会ホームページ http://www.sakaiminato.net/
水木しげるロードがある境港の観光ガイドです。











